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VPNだけでは不十分?ゼロトラスト時代に見直したい安全なアクセス管理とは

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テレワークやクラウドサービスの利用が一般化した現在、多くの企業で「安全なアクセス管理」が重要な課題になっています。

これまで企業のセキュリティ対策として広く利用されてきたのがVPNです。

VPNは社外から社内ネットワークへ安全に接続するための仕組みとして、多くの企業で導入されてきました。

しかし近年は、

  • クラウドサービス利用の増加
  • テレワークの普及
  • BYODの増加
  • SaaS利用の拡大

などにより、従来のVPN中心の考え方だけでは対応しにくい場面も増えています。

そこで注目されているのが「ゼロトラスト」という考え方です。

本記事では、VPNとゼロトラストの違いや、企業が見直したいアクセス管理のポイントについて解説します。


VPNとは

VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上に仮想的な専用線を作り、安全に通信する仕組みです。

例えば、

  • 自宅
  • 出張先
  • 外出先

などから社内ネットワークへ接続する際に利用されます。

VPNのメリットは、

  • 通信を暗号化できる
  • 社内システムへアクセスできる
  • 外出先から業務を行える

ことです。

現在でも重要な技術のひとつです。


なぜVPNだけでは難しくなってきたのか

以前は、

「社内ネットワーク=安全」

という考え方が一般的でした。

しかし現在は、

  • Microsoft 365
  • Google Workspace
  • Salesforce
  • Dropbox

など、クラウドサービス利用が中心になっています。

つまり、

「社内に入れば安全」

ではなく、

「どこからでもアクセスできる」

環境になっているのです。


VPNの課題

利用者を十分に確認できない

VPN接続後は、利用者や端末の状態を細かく確認できない場合があります。


BYODとの相性

私物端末利用が増えると、

  • 端末状態
  • セキュリティ設定
  • OS更新状況

なども重要になります。


管理負荷が高い

VPN機器や証明書管理など、運用負荷が課題になるケースもあります。


👉 「BYODは本当に危険?企業が許可するための条件と安全な運用ルール」


ゼロトラストとは

ゼロトラストとは、

「何も信頼しない」

という意味ではありません。

正確には、

「常に確認する」

という考え方です。

従来のように、

  • 社内だから安全
  • VPNだから安全

と考えるのではなく、

アクセスのたびに確認を行います。


ゼロトラストで確認するもの

利用者

  • 本人か
  • MFA済みか

端末

  • 管理対象か
  • OS更新済みか

アクセス先

  • 許可されたサービスか
  • 必要な権限か

MFAが重要になる理由

ゼロトラストでは本人確認が重要です。

そのため、

  • ワンタイムコード
  • 認証アプリ
  • 生体認証

などのMFAが欠かせません。


👉 「MFA(多要素認証)はどこまで必要?企業が設定すべきサービスと優先順位を解説」


SSOとの相性

ゼロトラストでは認証管理も重要です。

サービスごとに管理するより、

SSOを活用して認証を統一した方が管理しやすくなります。


👉 「SSO導入で失敗する企業の共通点|導入前に知っておきたい落とし穴と対策」


中小企業は何から始めればいい?

ゼロトラストという言葉を聞くと、

大規模なシステム導入をイメージするかもしれません。

しかし実際は、

Step1

MFA導入

Step2

利用サービスの整理

Step3

アカウント棚卸し

Step4

SSO導入

Step5

端末管理(MDM)

という段階的な進め方でも十分です。


👉 「アカウント棚卸しとは?企業が定期的に見直したいID管理の基本と進め方」


ゼロトラストは“製品”ではなく“考え方”

ここは重要なポイントです。

ゼロトラストは特定製品の名前ではありません。

  • MFA
  • SSO
  • MDM
  • アクセス制御

などを組み合わせ、

安全なアクセス環境を作る考え方です。

そのため、

いきなり大規模導入する必要はありません。

自社の課題に合わせて段階的に進めることが重要です。


まとめ|安全なアクセス管理は“確認すること”が基本

クラウド利用が増えた現在、

「社内だから安全」

という考え方だけでは対応が難しくなっています。

重要なのは、

  • 誰が
  • どの端末で
  • 何へアクセスするのか

を継続的に確認することです。

ゼロトラストは難しい技術ではなく、企業のアクセス管理を見直すための考え方として理解することが第一歩になります。


ゼロトラストを意識したアクセス管理を始めたい企業様へ

クラウド利用やテレワークが広がる中、

  • VPNだけで十分か不安
  • MFAを導入したい
  • 認証管理を整理したい
  • ゼロトラストを意識した運用を始めたい

という企業も増えています。

弊社では、SSOソリューション「Smart Gate」を活用し、多要素認証やアクセス制御を組み合わせた認証基盤構築をご支援しています。

ゼロトラスト時代のアクセス管理をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。