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アカウント棚卸しとは?企業が定期的に見直したいID管理の基本と進め方

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クラウドサービスの利用が増える中で、企業のセキュリティ対策として重要性が高まっているのが「アカウント棚卸し」です。

「棚卸し」と聞くと在庫管理をイメージしやすいですが、ITの世界では、

  • 誰が
  • どのサービスを
  • どんな権限で利用しているか

を確認・整理する作業を指します。

普段は見落とされがちですが、アカウント棚卸しをしていないことで、

  • 不要アカウントの放置
  • 権限の付けっぱなし
  • 退職者アカウントの削除漏れ
  • 管理者権限の残存

などが起こりやすくなります。

本記事では、アカウント棚卸しとは何か、なぜ必要なのか、企業でどのように進めるべきかをわかりやすく解説します。


アカウント棚卸しとは

アカウント棚卸しとは、

「現在利用しているアカウントや権限を一覧で確認し、不要なものを整理すること」

です。

確認対象には、

  • メールアカウント
  • チャットツール
  • クラウドストレージ
  • 勤怠システム
  • CRM
  • 電子契約サービス
  • 管理者アカウント

などがあります。

つまり、

「社内にあるIDやアクセス権の総点検」

のようなイメージです。


なぜアカウント棚卸しが必要なのか

不要アカウントが残りやすい

クラウドサービスが増えるほど、

  • 作る
  • 追加する

機会は増えますが、

  • 消す
  • 見直す

機会は意外と少なくなります。

その結果、

使っていないアカウントが残り続けることがあります。


権限が広がりすぎる

よくあるのが、

「とりあえず管理者権限を付与」

したまま、その後見直されていないケースです。

結果として、

  • 必要以上の権限
  • 不明な管理者
  • 共有アカウントの放置

などが起こりやすくなります。


セキュリティ事故の原因になる

使われていないアカウントや不要権限は、

  • 不正アクセス
  • 情報漏洩
  • 誤操作

のリスクになります。

特に退職者アカウントや共有アカウントは注意が必要です。


👉 「退職者アカウントの削除漏れが危険?見落としやすいID管理リスクと対策を解説」


アカウント棚卸しで確認したい項目

企業で棚卸しを行う際は、以下のような観点で確認します。


誰が利用しているか

  • 社員本人
  • 退職者
  • 外部委託先
  • 共有利用

など利用者を確認します。


どのサービスにアクセスしているか

  • メール
  • ストレージ
  • チャット
  • 勤怠
  • CRM

などサービス単位で整理します。


権限は適切か

  • 一般ユーザー
  • 管理者
  • 閲覧のみ

など、必要以上の権限になっていないか確認します。


MFAは設定されているか

重要サービスでは、多要素認証が有効かも確認したいポイントです。


中小企業で進めやすい棚卸し方法

「棚卸し」と聞くと大変そうですが、最初から完璧を目指す必要はありません。


まずは主要サービスだけでOK

最初は、

  • メール
  • Google Workspace
  • Microsoft 365
  • チャット
  • ファイル共有

など主要サービスだけでも十分です。


Excelや一覧表から始める

以下を一覧化するだけでもかなり見えやすくなります。

  • サービス名
  • 利用者名
  • 管理者名
  • MFA有無
  • 最終利用日

定期的に実施する

おすすめは、

  • 半年に1回
  • 年1回
  • 組織変更時
  • 入退社が多い時期

など、タイミングを決めて実施することです。


棚卸しをラクにする方法

SSOで認証をまとめる

サービスごとに個別管理するより、SSOで認証をまとめている方が確認しやすくなります。


👉 「SSO導入で失敗する企業の共通点|導入前に知っておきたい落とし穴と対策」


ID管理を見える化する

「誰が何を使っているか」

を見える状態にしておくことが重要です。


👉 「クラウドサービスが増えすぎて管理できない?中小企業が見直したいID・アカウント管理の基本」


情シス不在企業こそ有効

専任のIT担当がいない企業では、

  • 人に依存しやすい
  • 情報が属人化しやすい

ため、棚卸しが非常に有効です。

「誰しか分からない」を減らすことができます。


👉 「情シスがいない会社はどう守る?中小企業のための現実的なセキュリティ対策を解説」


まとめ|アカウント棚卸しは“見直し”の第一歩

セキュリティ対策というと、

  • MFA
  • SSO
  • MDM

などツールに目が向きがちです。

もちろんそれらも重要ですが、その前提として必要なのが、

「今、自社で何が使われているか把握できていること」

です。

アカウント棚卸しは、

  • 不要アカウント削除
  • 権限整理
  • 運用見直し

の第一歩になります。

クラウドサービスが増えた今こそ、一度見直しておきたいポイントです。


アカウント管理の整理を進めたい企業様へ

クラウドサービス利用が増える現在、

  • アカウント管理が複雑
  • 権限管理が見えづらい
  • 棚卸しが大変

と感じている企業も増えています。

弊社では、SSOソリューション「Smart Gate」を活用し、ID管理・アクセス制御・認証強化を組み合わせた運用しやすい環境づくりをご支援しています。

アカウント棚卸しやID管理の見直しをご検討の際は、お気軽にご相談ください。

執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。