クラウドサービスの認証管理について調べていると、「IDaaS(アイダース)」という言葉を目にすることがあります。
しかし、
- IDaaSとは何?
- SSOとは何が違うの?
- 中小企業にも必要なの?
と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
IDaaSは、クラウドサービスの利用が増えている現在、多くの企業で導入が進んでいる認証管理サービスです。
本記事では、IDaaSの基本的な仕組みやSSOとの違い、導入するメリットについて分かりやすく解説します。
IDaaSとは
IDaaSとは、「Identity as a Service」の略で、クラウド上でIDや認証を管理するサービスのことです。
利用者のアカウントや認証情報を一元管理し、複数のクラウドサービスへのアクセスを安全かつ効率的に管理できます。
多くのIDaaSには、
- シングルサインオン(SSO)
- 多要素認証(MFA)
- アクセス制御
- ユーザー管理
などの機能が備わっています。
つまり、SSOはIDaaSに含まれる代表的な機能の一つです。

SSOとの違い
混同されやすいのがSSOとの違いです。
SSOは「一度のログインで複数のサービスへアクセスできる機能」を指します。
一方、IDaaSはSSOだけでなく、
- ユーザー管理
- 認証ポリシー
- MFA
- アクセス権限管理
- ログ管理
など、認証基盤全体を提供するサービスです。
そのため、
SSOは機能、IDaaSはサービス
というイメージを持つと理解しやすいでしょう。
👉 「シングルサインオン(SSO)は本当に必要?導入するメリット・デメリットをわかりやすく解説」
IDaaSを導入するメリット
認証を一元管理できる
複数のクラウドサービスを利用していても、認証をまとめて管理できます。
入退社や異動時の対応も効率化しやすくなります。
セキュリティを強化できる
MFAやアクセス制御を組み合わせることで、不正アクセスのリスクを軽減できます。
運用負荷を減らせる
サービスごとにアカウント管理を行う必要がなくなり、情報システム担当者の負担軽減につながります。

中小企業でも必要?
「IDaaSは大企業向けでは?」と思われることがありますが、必ずしもそうではありません。
例えば、
- Microsoft 365
- Google Workspace
- チャットツール
- 勤怠管理
- ファイル共有サービス
など複数のクラウドサービスを利用している企業では、規模に関係なく導入効果が期待できます。
特に、情報システム担当者が少ない中小企業では、管理負荷の軽減というメリットも大きくなります。
IDaaS導入前に確認したいポイント
導入を検討する際は、次のような点を確認しましょう。
- 利用中のクラウドサービスに対応しているか
- MFAに対応しているか
- ユーザー管理機能があるか
- 権限管理ができるか
- 運用しやすい管理画面か
自社の利用環境に合ったサービスを選ぶことが重要です。

👉 「クラウドサービスのアクセス権限管理とは?情報漏えいを防ぐために見直したい運用ルール」
ゼロトラストとの関係
ゼロトラストでは、「誰でも信頼する」のではなく、「毎回認証・確認する」ことが基本です。
IDaaSは、SSOやMFA、アクセス制御を組み合わせて認証基盤を構築できるため、ゼロトラストを支える重要な仕組みの一つとなっています。
👉 「ゼロトラスト導入は何から始める?中小企業向けロードマップを解説」
まとめ|IDaaSは認証管理をまとめて効率化できるサービス
IDaaSは、SSOだけではなく、ユーザー管理や多要素認証、アクセス制御などをまとめて提供する認証基盤サービスです。
クラウドサービスが増えるほど、
- アカウント管理
- 認証管理
- セキュリティ対策
の負担も大きくなります。
IDaaSを活用することで、これらを効率的に管理し、安全なクラウド利用環境を実現できます。

認証管理を一元化して、安全なクラウド利用を実現しませんか?
クラウドサービスの利用が増える中で、認証管理やアクセス制御を効率化することは、企業のセキュリティ対策に欠かせません。
Smart Gateは、SSO、多要素認証(MFA)、アクセス制御などを組み合わせたIDaaSとして、クラウドサービスの認証管理を一元化します。
「認証管理を効率化したい」「IDaaSについて詳しく知りたい」とお考えでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。



執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム
クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。
