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タグ: MDM

  • BYODは本当に危険?企業が許可するための条件と安全な運用ルール

    BYODは本当に危険?企業が許可するための条件と安全な運用ルール

    スマートフォンやタブレットの普及により、私物端末を業務で利用する「BYOD(Bring Your Own Device)」は、多くの企業で現実的な選択肢となっています。特に中小企業では、端末支給コストの削減や業務効率の向上を目的に、BYODを導入・検討するケースが増えています。

    一方で、「BYODは危険ではないか」「情報漏洩につながるのではないか」といった不安も根強く存在します。実際、適切なルールや管理体制がないまま運用すると、リスクが顕在化する可能性は高まります。

    本記事では、BYODのリスクを正しく理解したうえで、企業が安全に運用するための条件と具体的なルールを整理します。


    BYODとは何か

    BYODとは、社員が個人で所有しているスマートフォンやPCなどの端末を、業務目的で利用することを指します。

    従来は会社が端末を支給するのが一般的でしたが、現在は以下のような背景からBYODが広がっています。

    • スマートフォンを使った業務の増加
    • リモートワークの普及
    • 端末コストの削減ニーズ

    つまり、BYODは「例外的な運用」ではなく、すでに多くの企業で現実的に発生している運用形態です。

    👉社員スマホ活用(BYOD)で業務効率化

    👉人材確保とコスト削減の切り札「BYOD」——生成AI時代に求められる新しいスマホセキュリティ対策とは


    なぜBYODは危険と言われるのか

    BYODがリスクとされる理由は、「企業が完全に管理できない端末」を業務に利用する点にあります。

    紛失・盗難のリスク

    私物端末は常に持ち歩かれるため、紛失や盗難のリスクが高まります。ロックが適切に設定されていない場合、第三者による不正利用につながる可能性があります。

    私用アプリとの混在

    個人利用のアプリと業務アプリが同一端末に存在するため、不正アプリやマルウェアによる情報漏洩リスクが発生します。

    管理の不統一

    OSのバージョン、セキュリティ設定、アプリの利用状況などが個人任せになると、セキュリティレベルにばらつきが生じます。


    よくあるNG運用

    BYODで問題が発生する企業には共通点があります。

    • 利用ルールが存在しない
    • 端末のセキュリティ要件が定められていない
    • 管理ツールを導入していない
    • 利用状況を把握していない

    このような状態では、「自由に使えるが誰も管理していない」という最も危険な状態になります。


    BYODを許可するための条件

    BYODは「禁止するか許可するか」ではなく、条件を定めて運用することが重要です。

    最低限必要な条件を整理します。

    端末セキュリティの確保

    • 画面ロック(PIN・生体認証)の必須化
    • 一定時間での自動ロック
    • OSの最新状態維持

    紛失時対応

    • 遠隔ロック・ワイプの実施が可能
    • 紛失時の即時報告ルール

    アプリ管理

    • 業務アプリの利用範囲を限定
    • 不正アプリのインストール制限

    ネットワーク利用

    • 公衆Wi-Fi利用時の注意喚起
    • セキュアな接続環境の確保

    企業が決めるべきBYODルール

    実務で使える形で、ルールを具体化します。

    利用条件

    • BYOD利用は申請・承認制とする
    • 利用可能な端末要件を明確化

    セキュリティ要件

    • 画面ロック必須
    • OSアップデートの適用
    • セキュリティ設定の維持

    データ管理

    • 機密情報の保存範囲を限定
    • 個人領域へのデータ保存を禁止または制限

    事故対応

    • 紛失・盗難時の即時報告
    • 遠隔操作による対応の実施

    安全な運用を実現する方法

    ルールだけでは限界があります。運用を支える仕組みが必要です。

    MDM(端末管理)

    端末の設定やアプリを管理し、セキュリティ基準を維持します。

    SSO(シングルサインオン)

    認証を一元化し、アクセス管理を簡素化します。

    MFA(多要素認証)

    不正アクセスのリスクを大幅に低減します。

    これらを組み合わせることで、「管理されたBYOD」が実現します。


    BYODは危険か、それとも有効か

    結論として、BYODは危険なものではなく、

    「管理されていないBYODが危険」

    です。

    適切なルールと仕組みを整えれば、

    • 業務効率の向上
    • コスト削減
    • 柔軟な働き方

    といったメリットを安全に享受することができます。


    まとめ|BYODは“管理して使う”時代へ

    BYODは今後も拡大していく運用です。重要なのは、

    • ルールを明確にする
    • 条件を定める
    • 管理の仕組みを導入する

    この3点を押さえることです。

    禁止するのではなく、「安全に使う前提」を整えることで、企業の競争力を維持しながらリスクを抑えることが可能になります。


    CTA|BYODを安全に運用したい企業様へ

    BYODの運用は、ルールだけでなく認証やアクセス管理を含めた設計が重要です。

    • 私物端末でも安全に業務を行いたい
    • アクセス管理を統一したい
    • セキュリティと利便性を両立したい

    といった課題がある場合は、認証基盤の整備が有効です。

    弊社では、SSOソリューション「Smart Gate」を活用し、BYOD環境でも安全に利用できるアクセス管理の構築を支援しています。

    まずは現状の整理から、お気軽にご相談ください。

    執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

    クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。

  • セキュリティ対策で失敗した企業の共通点|よくある落とし穴と回避策

    セキュリティ対策で失敗した企業の共通点|よくある落とし穴と回避策

    クラウドサービスやスマートフォンの業務利用が広がる中で、セキュリティ対策の重要性は多くの企業が認識しています。しかし実際には、「対策を進めたつもりでも効果が出ない」「むしろ現場が混乱した」といった失敗も少なくありません。

    本記事では、セキュリティ対策に失敗した企業の典型パターンを整理し、その原因と回避策を解説します。成功事例とあわせて読むことで、実務での判断精度を高めることができます。

    👉中小企業のゼロトラスト導入事例|段階的に進めた成功プロセスを解説


    よくある失敗① ツール導入だけで終わる

    事例

    ある企業では、クラウドセキュリティ強化のためにCASBを導入。しかし、設定や運用ルールが整備されておらず、可視化された情報も活用されないまま放置されました。

    問題点

    • 導入後の運用設計がない
    • 担当者が活用方法を理解していない
    • アラートが放置される

    回避策

    • 導入前に運用フローを設計する
    • 管理者の役割を明確にする
    • 定期的なログ確認を仕組みに組み込む

    よくある失敗② 一気に全社導入して現場が混乱

    事例

    ゼロトラスト導入を決定し、SSOや多要素認証を一斉に導入。結果、ログイン方法の変更に現場が対応できず、業務に支障が発生しました。

    問題点

    • 事前の検証不足
    • 教育・周知が不十分
    • 段階導入をしていない

    回避策

    • 小規模なPoCから開始する
    • 段階的に展開する
    • 現場への説明とサポートを行う

    よくある失敗③ ルールが現場に合っていない

    事例

    クラウド利用ルールを厳格に設定したものの、業務に支障が出るため現場がルールを回避。結果としてシャドーITが増加しました。

    問題点

    • 現場の業務フローを無視している
    • 例外対応がない
    • ルールが複雑すぎる

    回避策

    • 現場の意見を取り入れて設計する
    • シンプルなルールにする
    • 例外申請の仕組みを用意する

    よくある失敗④ 認証基盤がバラバラ

    事例

    複数のクラウドサービスごとにログイン管理が分かれており、パスワード使い回しやアカウント管理の漏れが発生。不正アクセスのリスクが高い状態でした。

    問題点

    • 認証が統一されていない
    • アカウント管理が属人化
    • 退職者対応の遅れ

    回避策

    • SSOによる一元管理
    • 多要素認証の導入
    • アカウントライフサイクルの整備

    よくある失敗⑤ 可視化が不十分

    事例

    クラウドサービスの利用状況を把握していなかったため、非公式ツールが増加し、情報の保存場所が分散。結果としてデータ管理が困難に。

    問題点

    • シャドーITの放置
    • ログ監視の未実施
    • 利用状況の把握不足

    回避策

    • 利用状況の可視化(CASBなど)
    • 定期的な棚卸し
    • 新規サービス利用ルールの整備

    失敗する企業の共通点

    これらの失敗に共通しているのは次の3点です。

    • 設計より導入を優先している
    • 現場とのギャップがある
    • 段階的に進めていない

    つまり、技術の問題ではなく進め方の問題であるケースがほとんどです。


    成功に近づくための考え方

    失敗を避けるためには、以下を意識することが重要です。

    • 小さく始める
    • 現場に合わせる
    • 設計から入る

    この3点を押さえるだけで、導入の成功率は大きく変わります。


    まとめ|失敗から学ぶことが最短ルート

    セキュリティ対策は、「何を導入するか」だけでなく、「どう進めるか」が重要です。

    失敗事例を知ることで、

    • 同じミスを防ぐ
    • 現実的な進め方が見える
    • 判断の精度が上がる

    といったメリットがあります。

    👉ゼロトラスト導入の進め方|失敗しない手順と企業の実践ポイントを解説


    自社に合った進め方を整理したい方へ

    セキュリティ対策は企業ごとに最適な進め方が異なります。

    • どこから着手すべきか
    • どの順番で進めるべきか
    • 失敗しない導入計画を立てたい

    といった課題がある場合は、事前の設計が重要です。

    弊社では、SSOソリューション「Smart Gate」を活用し、認証基盤の整備を中心に、段階的な導入支援を行っています。

    まずは現状の課題整理から、お気軽にご相談ください。

    執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

    クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。

  • 中小企業のゼロトラスト導入事例|段階的に進めた成功プロセスを解説

    中小企業のゼロトラスト導入事例|段階的に進めた成功プロセスを解説

    クラウドサービスやスマートフォンの業務利用が増える中で、セキュリティ対策の必要性は理解していても、「実際に自社で導入できるのか不安」という企業は少なくありません。

    特に中小企業では、限られたリソースの中でどこまで対策を進めるべきか、現実的な判断が求められます。

    本記事では、ゼロトラストを段階的に導入した中小企業の事例をもとに、実務での進め方とポイントを解説します。

    👉現場から社内システムに安全にアクセスする企業が直面する構造的課題とは

    👉BYOD時代の端末認証とSmartGateの活用:MDM代替・ゼロトラスト・情報漏洩対策まで一気に解説


    企業概要(モデルケース)

    • 従業員数:約50名
    • 業種:サービス業
    • IT環境:クラウド中心(Google Workspace、各種SaaS)
    • 課題:
      • シャドーITの増加
      • アカウント管理の属人化
      • スマホ業務の拡大

    導入前の課題

    導入前は、以下のような状態でした。

    • 個人アカウントでの業務利用が多い
    • 退職者のアカウント管理が不十分
    • クラウドサービスの利用状況が把握できていない
    • スマートフォンの管理ルールが曖昧

    結果として、「何がどこで使われているか分からない」状態でした。


    導入ステップ① 現状把握(1ヶ月)

    まず行ったのは、現状の整理です。

    • 利用サービスの洗い出し
    • アカウント棚卸し
    • シャドーITの把握

    この段階で、想定以上に多くの非公式ツールが使われていることが判明しました。


    導入ステップ② 認証基盤の整備(2ヶ月)

    次に、認証の統一に着手しました。

    • シングルサインオンの導入
    • 多要素認証の適用
    • アカウント管理の一本化

    これにより、

    • ログイン管理の簡素化
    • 不正アクセスリスクの低減
    • 退職時の対応の迅速化

    が実現しました。


    導入ステップ③ ルール整備と運用設計(1ヶ月)

    並行して、クラウド利用ルールを整備しました。

    • 利用可能サービスの定義
    • 外部共有ルール
    • BYOD利用条件

    現場の意見を取り入れながら、実態に合ったルールを設計しました。


    導入ステップ④ 段階的な展開(2ヶ月)

    一部部署からスタートし、問題点を修正しながら全社へ展開。

    • 小規模で検証
    • フィードバック反映
    • 段階的に拡大

    この進め方により、現場の抵抗を最小限に抑えることができました。


    導入後の変化

    導入後、以下のような成果が得られました。

    • シャドーITの大幅減少
    • アカウント管理の一元化
    • セキュリティ意識の向上
    • 業務効率の改善

    特に、「誰が何にアクセスしているか」が見えるようになった点が大きな変化でした。


    成功のポイント

    ● 一気にやらなかった

    段階的に進めたことで、現場に無理なく定着


    ● 認証基盤から着手した

    最初にSSO・MFAを整備したことで、その後の対策がスムーズに


    ● 現場を巻き込んだ

    ルールを現実に合わせたことで、形骸化しなかった


    よくある失敗との違い

    この企業が成功した理由は、「順番を守ったこと」です。

    失敗する企業は、

    • ツールだけ導入
    • ルールなし
    • 一気に展開

    このパターンが多いです。

    👉ゼロトラスト導入はなぜ失敗する?原因5つと対策をわかりやすく解説


    まとめ|中小企業でも現実的に導入できる

    ゼロトラストは大企業だけのものではありません。

    • 現状を整理する
    • 認証基盤を整える
    • 段階的に進める

    この流れを守れば、中小企業でも無理なく導入が可能です。

    👉セキュリティジレンマに悩む中小企業の情シス


    自社に合った導入イメージを具体化したい方へ

    今回の事例のように、ゼロトラスト導入は企業ごとに最適な進め方が異なります。

    • 自社の場合どう進めるべきか
    • どのフェーズから着手するべきか
    • 現実的な導入計画を立てたい

    といった場合は、事前の設計が重要になります。

    弊社では、SSOソリューション「Smart Gate」を活用し、認証基盤の整備から段階的な導入までご支援しています。

    まずは自社に合った進め方を整理したい方は、お気軽にご相談ください。

    執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

    クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。

  • セキュリティ対策チェックリスト|今すぐ確認すべき30項目とセルフ診断

    セキュリティ対策チェックリスト|今すぐ確認すべき30項目とセルフ診断

    セキュリティ対策の必要性は理解していても、「自社はどこまでできているのか」を正確に把握できている企業は多くありません。

    ゼロトラスト、シャドーIT対策、MDMやSSOの導入など、個別の対策は進めていても、全体として見たときに抜け漏れがあるケースがほとんどです。

    本記事では、企業が最低限確認すべきセキュリティ対策をチェックリスト形式で整理しました。
    そのまま使える形になっているため、自社の現状把握と改善の優先順位付けに活用できます。


    チェックの進め方

    以下の各項目について、該当するものにチェックしてください。

    • Yes:対応できている
    • No:未対応
    • △:一部のみ対応

    最後に、全体の傾向から現在のリスクレベルを判断します。


    ① 現状把握・可視化(シャドーIT対策)

    1. 利用中のクラウドサービスを一覧化できている
    2. 非公式ツール(シャドーIT)の有無を把握している
    3. 誰がどのサービスを使っているか把握している
    4. 外部サービスへのアクセスログを確認できる
    5. 新規サービス利用時の申請ルールがある

    ② 認証・アカウント管理

    1. シングルサインオン(SSO)を導入している
    2. 多要素認証(MFA)を利用している
    3. パスワードの使い回しを禁止している
    4. アカウントの権限管理ができている
    5. 退職者アカウントの削除ルールがある

    ③ 端末管理(スマホ・PC)

    1. 業務端末を管理できている
    2. 私物端末(BYOD)の利用ルールがある
    3. 端末の画面ロックが義務化されている
    4. 紛失時の対応ルールが明確
    5. アプリのインストール制限がある

    ④ データ管理・アクセス制御

    1. ファイル共有ルールが定められている
    2. 外部共有の制限がある
    3. 機密データの保存場所が決まっている
    4. データ持ち出しの制御ができている
    5. アクセス権限の定期見直しをしている

    ⑤ 運用・ルール・教育

    1. セキュリティポリシーが整備されている
    2. 社員へのセキュリティ教育を実施している
    3. インシデント対応フローがある
    4. 定期的な見直しを行っている
    5. 現場の運用とルールが一致している

    ⑥ ゼロトラスト対応状況

    1. 社内外問わずアクセス制御を行っている
    2. ユーザー・端末単位でアクセスを制御している
    3. クラウド利用前提の設計になっている
    4. 認証基盤が一元化されている
    5. 段階的なセキュリティ導入計画がある

    診断結果の目安

    ● Yesが25個以上

    基本的な対策は整っています。
    ただし、運用の継続と見直しが重要です。


    ● Yesが15〜24個

    対策は進んでいますが、抜け漏れがあります。
    優先順位をつけて改善が必要です。


    ● Yesが14個以下

    セキュリティリスクが高い状態です。
    基盤からの見直しを検討する必要があります。


    チェック後にやるべきこと

    チェック結果をもとに、次のアクションを整理します。

    • 可視化が弱い → シャドーIT対策から着手
    • 認証が弱い → SSO・MFAの導入検討
    • 端末管理が弱い → MDMの導入
    • 全体がバラバラ → ロードマップ設計

    重要なのは、すべてを一度にやろうとしないことです。


    セキュリティ対策は「順番」が重要

    チェックリストで見えてくるのは、「何が足りないか」だけではありません。
    「どの順番でやるべきか」が重要です。

    基本の流れは以下です。

    1. 可視化
    2. 認証基盤
    3. 端末・アクセス制御
    4. 運用

    この順序で進めることで、無理なく対策を定着させることができます。


    まとめ|まずは現状を知ることから

    セキュリティ対策は、「何を導入するか」よりも
    **「自社がどの状態にあるか」**を把握することが重要です。

    このチェックリストを起点に、

    • 抜けている対策
    • 優先順位
    • 次にやるべきこと

    を整理することで、現実的な改善につなげることができます。

    セキュリティツール導入手順とは?失敗しない進め方と実務で使えるステップを解説

    【2026年最新版】BYODのリスクと対策を徹底解説|企業が失敗しない導入ガイド

    テレワーク体制の構築で失敗しないための実務ポイント


    診断結果をもとに次の一手を整理したい方へ

    チェックしてみて、

    • 何から始めるべきか分からない
    • 自社に合った対策を整理したい
    • 優先順位を具体的に決めたい

    と感じた場合は、導入前の設計を見直すタイミングです。

    弊社では、SSOソリューション「Smart Gate」を活用した認証基盤の整備を中心に、
    セキュリティ対策全体のロードマップ設計をご支援しています。

    ツールの導入だけでなく、「どの順番で進めるか」まで含めて整理することが可能です。

    まずは現状の診断結果をもとに、お気軽にご相談ください。

    執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

    クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。

  • セキュリティ対策のロードマップとは?中小企業が最初にやるべき対策と進め方を解説

    セキュリティ対策のロードマップとは?中小企業が最初にやるべき対策と進め方を解説

    クラウドサービスやスマートフォンの業務利用が前提となった現在、セキュリティ対策は「何から始めるべきか」が分かりにくい領域になっています。ゼロトラスト、シャドーIT対策、MDM、SSOなど個別の手段は理解できても、全体としてどの順番で進めるべきかを整理できていないケースは少なくありません。

    本記事では、企業が現実的に取り組めるセキュリティ対策のロードマップを、段階と優先順位に分けて解説します。無理なく進めつつ、効果を最大化するための考え方と具体手順を提示します。

    情報システム部が本当に困っているセキュリティ課題TOP5

    MDMの課題とBYOD時代のセキュリティ


    セキュリティ対策は「段階設計」で考える

    対策を単発で導入しても、全体として機能しなければ効果は限定的です。重要なのは、以下の3つの視点を押さえた段階設計です。

    • 可視化(何が起きているかを把握する)
    • 統制(アクセスや端末をコントロールする)
    • 運用(継続的に改善する)

    この3段階を土台に、実務で進めやすいロードマップを組み立てます。


    全体ロードマップ(4フェーズ)

    1. 現状把握(可視化の入口)
    2. 認証基盤の整備(統制の中核)
    3. 可視化と端末管理の強化(リスクの抑制)
    4. 運用と継続改善(定着と高度化)

    それぞれのフェーズでやるべきことを具体的に見ていきます。


    フェーズ① 現状把握|見えていないリスクを洗い出す

    最初に行うのは、現状の利用実態とリスクの把握です。

    • 利用中のクラウドサービス一覧化
    • シャドーITの有無(非公式ツールの洗い出し)
    • 端末の利用状況(社用・私物、管理の有無)
    • アカウント管理(退職者アカウント、権限の過不足)

    完璧な網羅は不要です。重要なのは「何が見えていないか」を特定することです。ここでの結果が後続の優先順位を決めます。


    フェーズ② 認証基盤の整備|ゼロトラストの土台を作る

    次に着手すべきは認証基盤です。ここが不安定なままでは、他の対策を重ねても効果が出ません。

    • シングルサインオン(SSO)によるログイン一元化
    • 多要素認証(MFA)の導入
    • IDのライフサイクル管理(入社・異動・退職の反映)

    認証基盤を整えることで、「誰がどこにアクセスしているか」を一元的に把握・制御できる状態になります。ゼロトラストの中核はこのフェーズです。


    フェーズ③ 可視化と端末管理の強化|リスクをコントロールする

    認証基盤の上に、可視化と端末管理を重ねます。

    • クラウド利用の可視化(CASB等)
    • 端末管理(MDM)によるアプリ・設定の統制
    • アクセス制御(条件付きアクセス、データ持ち出し制限)

    ここで初めて、シャドーITや不正利用を「見つけて止める」ことが可能になります。特にBYODがある場合は、端末管理の有無がリスクを大きく左右します。


    フェーズ④ 運用と継続改善|定着と高度化

    最後は運用です。導入して終わりではなく、業務に合わせて改善を続けます。

    • セキュリティポリシーの整備と更新
    • 定期的なログ確認とアカウント棚卸し
    • 新規サービス導入時の審査フロー
    • 教育・周知(現場への浸透)

    運用が回り始めて初めて、対策は組織に定着します。


    優先順位の決め方(実務の指針)

    企業ごとに最適な順番は異なりますが、一般的には以下の考え方が有効です。

    • 何が使われているか分からない → まず可視化
    • アカウント管理が分散 → 認証基盤を優先
    • スマホ業務が多い → 端末管理を前倒し

    すべてを同時に進めるのではなく、「最も影響が大きい領域」から着手します。


    スモールスタートの進め方

    失敗を避けるために、以下の形で進めるのが現実的です。

    • 部署単位で試験導入(PoC)
    • 対象サービスを限定
    • 運用ルールを並行整備
    • 問題点を修正して全社展開

    段階的に広げることで、現場への定着とトラブルの最小化が図れます。


    よくある失敗と回避策

    ①:ツール先行で設計がない
    → 先に現状整理と優先順位付けを行う

    ②:現場に合わず使われない
    → 使いやすさと業務フローを優先する

    ③:一気に全社導入して混乱
    → 小さく始めて段階展開する


    ロードマップを機能させるためのポイント

    • ツールではなく「運用」を中心に設計する
    • 認証基盤を先に固める
    • 可視化と制御は段階的に追加する
    • 定期的に見直す前提で設計する

    この4点を押さえると、大きなズレは起きにくくなります。


    まとめ|最適解は「段階的に積み上げること」

    セキュリティ対策は、単発の施策ではなく、段階的に積み上げていくものです。

    • 見える化する
    • コントロールする
    • 定着させる

    この順番で進めることで、無理なく安全性と業務効率を両立できます。自社の現状に合わせて優先順位を決め、現実的なロードマップで着実に進めることが重要です。


    ロードマップ設計から始めたい方へ

    セキュリティ対策は、企業ごとに最適な順序と構成が異なります。

    • どのフェーズから着手すべきか
    • 認証基盤をどう整備するか
    • 既存環境に無理なく組み込めるか

    といった点は、個別の状況に応じて設計が必要です。

    弊社では、SSOソリューション「Smart Gate」を軸に、認証基盤の整備から段階的な導入計画まで一体でご支援しています。ツール単体ではなく、運用に落とし込むことを前提とした設計が可能です。

    まずは現状の整理からでも構いません。自社に合ったロードマップを明確にしたい方は、お気軽にご相談ください。

    執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

    クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。

  • ゼロトラスト導入の進め方|失敗しない手順と企業の実践ポイントを解説

    ゼロトラスト導入の進め方|失敗しない手順と企業の実践ポイントを解説

    クラウドサービスやスマートフォンの業務利用が当たり前となった現在、従来の「社内は安全、外部は危険」という前提は通用しなくなっています。こうした背景から、多くの企業が検討しているのがゼロトラストです。

    しかし、ゼロトラストは単なる製品やツールの名称ではなく、「考え方」と「運用モデル」です。そのため、導入の進め方を誤ると、ツールを導入しただけで終わってしまい、十分な効果を得られないケースも少なくありません。

    本記事では、ゼロトラスト導入を成功させるための具体的な手順と、実務で押さえるべきポイントを解説します。


    ゼロトラストとは何か(簡単におさらい)

    ゼロトラストとは、「何も信頼しない」ことを前提に、すべてのアクセスを検証するセキュリティモデルです。

    従来の境界型セキュリティでは、社内ネットワークに入れば信頼される仕組みでしたが、ゼロトラストでは、

    • 社内外に関係なく
    • すべてのユーザー・端末・アクセスを検証する

    という考え方になります。

    この考え方を実現するには、複数の仕組みを組み合わせる必要があります。

    BYOD時代の端末認証とSmartGateの活用:MDM代替・ゼロトラスト・情報漏洩対策まで一気に解説


    ゼロトラスト導入でよくある失敗

    まずは、典型的な失敗パターンを押さえておきます。

    • 特定のツールを導入すれば完了だと考えている
    • 全社一斉導入を前提にしている
    • 現場の業務フローを無視している
    • 運用設計を行っていない

    ゼロトラストは段階的に進めるべきものであり、「一気に完成させるものではない」という理解が重要です。

    ゼロトラスト導入はなぜ失敗する?原因5つと対策をわかりやすく解説

    ゼロトラストは導入しただけでは機能しない?運用設計の落とし穴


    ゼロトラスト導入の全体ステップ

    導入は、以下の流れで進めるのが現実的です。

    1. 現状把握
    2. 課題整理と優先順位付け
    3. 基盤構築(認証・アクセス管理)
    4. 可視化と制御の強化
    5. 運用と改善

    それぞれ詳しく見ていきます。


    ステップ① 現状把握(見えていないリスクを知る)

    最初に行うべきは、自社の現状を把握することです。

    • 利用しているクラウドサービス
    • シャドーITの有無
    • 端末管理の状況
    • アカウント管理の状態

    この段階では、「すべてを正確に把握する」よりも、
    どこにリスクが潜んでいるかを知ることが重要です。


    ステップ② 課題整理と優先順位付け

    次に、課題を整理し、どこから着手するかを決めます。

    例えば、

    • クラウド利用が把握できていない → 可視化(CASB)
    • スマホ管理ができていない → 端末管理(MDM)
    • アカウント管理が分散している → ID管理(SSO・MFA)

    すべてを同時に進めるのではなく、優先順位を明確にすることが重要です。


    ステップ③ 認証基盤の整備(最重要ポイント)

    ゼロトラスト導入において、最も重要なのが認証基盤です。

    「誰がアクセスしているか」を正しく管理できなければ、他の対策は機能しません。

    この段階で必要になるのが、

    • シングルサインオン(SSO)
    • 多要素認証(MFA)

    といった仕組みです。

    認証基盤を整えることで、

    • アクセスの一元管理
    • 不正ログインの防止
    • アカウント管理の効率化

    が可能になります。


    ステップ④ 可視化と制御の強化

    認証基盤が整ったら、次に行うのが可視化と制御です。

    • クラウド利用の可視化(CASB)
    • 端末管理(MDM)
    • アクセス制御

    これにより、

    「何が使われているか」
    「どこからアクセスされているか」

    を把握し、リスクをコントロールできるようになります。


    ステップ⑤ 運用と継続的な改善

    ゼロトラストは導入して終わりではありません。

    • 新しいサービスの追加
    • 業務フローの変化
    • セキュリティリスクの変化

    これらに対応するため、継続的な見直しが必要です。


    ゼロトラスト導入を成功させるポイント

    ● スモールスタートで進める

    一部部署から開始し、段階的に拡大する


    ● 現場の使いやすさを重視する

    使われない仕組みは意味がない


    ● ツールよりも設計を優先する

    導入前の設計が成功の鍵


    ゼロトラストは「組み合わせ」で実現する

    ゼロトラストは単一の製品ではなく、複数の仕組みの組み合わせです。

    • 認証(SSO・MFA)
    • クラウド可視化(CASB)
    • 端末管理(MDM)

    この3つを組み合わせることで、はじめて実効性のあるセキュリティが実現します。


    まとめ|段階的な導入が成功の鍵

    ゼロトラスト導入で重要なのは、

    • 現状を把握する
    • 優先順位を決める
    • 認証基盤から整える
    • 段階的に導入する
    • 継続的に改善する

    この流れを守ることです。

    ゼロトラストは一度に完成させるものではなく、企業の成長とともに進化させていくものです。無理のないステップで導入を進めることで、安全性と業務効率の両立が可能になります。

    セキュリティツール導入手順とは?失敗しない進め方と実務で使えるステップを解説

    テレワーク体制の構築で失敗しないための実務ポイント


    ゼロトラスト導入は「進め方」が重要です

    ここまでご紹介した通り、ゼロトラストは単なるツール導入ではなく、段階的な設計と運用が重要になります。

    もし、

    • どこから着手すべきか分からない
    • 自社に必要な構成を整理したい
    • 認証基盤から整備したい

    といった課題がある場合は、まず現状の整理から進めることをおすすめします。


    Smart Gateによる認証基盤の整備もご支援可能です

    弊社では、SSOソリューション「Smart Gate」を通じて、

    • クラウドサービスのログイン一元化
    • 多要素認証によるセキュリティ強化
    • 既存環境に合わせた柔軟なアクセス制御

    といった認証基盤の構築を、段階的な導入プランとあわせてご支援しています。


    まずはお気軽にご相談ください

    ゼロトラスト導入は、正しい順序で進めることが成功の鍵です。
    小さな検討段階でも問題ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。

    執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

    クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。

  • セキュリティツール導入手順とは?失敗しない進め方と実務で使えるステップを解説

    セキュリティツール導入手順とは?失敗しない進め方と実務で使えるステップを解説

    セキュリティ対策の必要性を理解し、ツールの比較や費用感まで把握したものの、「実際にどう進めればいいのか分からない」という段階で止まってしまう企業は少なくありません。

    特に、シャドーITやスマホ業務のリスク対策では、ツールの選定だけでなく、運用や社内ルールを含めた全体設計が求められます。導入の進め方を誤ると、「ツールは入れたが使われない」「現場に定着しない」といった問題が発生します。

    ここでは、セキュリティツール導入を成功させるための具体的な手順を、実務目線で解説します。

    サイバーセキュリティツールの統合

    情報システム部・総務がまず押さえるべきセキュリティの基本

    セキュリティツールの費用感とは?CASB・MDM・ID管理の価格目安と導入コストを解説


    セキュリティツール導入でよくある失敗

    まず押さえておきたいのが、典型的な失敗パターンです。

    • いきなりツール選定から始めてしまう
    • 現場の業務フローを考慮していない
    • 一度にすべて導入しようとする
    • 導入後の運用設計がない

    これらはすべて、「設計よりも導入を優先してしまう」ことが原因です。
    重要なのは、ツール導入ではなく業務とセキュリティの設計です。


    ステップ① 現状の課題とリスクを整理する

    最初に行うべきは、自社の状況把握です。

    • どのクラウドサービスが使われているか
    • シャドーITが発生していないか
    • スマホ業務の実態(BYODの有無など)
    • アカウント管理の状態

    この段階では、完璧に把握する必要はありません。
    「何が見えていないか」を把握することが重要です。


    ステップ② 対策の優先順位を決める

    すべてのリスクを同時に解決しようとすると失敗します。
    課題ごとに優先順位を決めます。

    例えば、

    • 何が使われているか分からない → 可視化(CASB)
    • スマホ管理ができていない → 端末管理(MDM)
    • アカウント管理が煩雑 → ID管理(SSO・MFA)

    このように、「課題→対策」を紐づけることが重要です。


    ステップ③ 小規模で試験導入(PoC)を行う

    いきなり全社導入するのではなく、まずは一部で試験導入を行います。

    • 特定の部署
    • 一部ユーザー
    • 限定的な機能

    この段階で確認するポイントは以下です。

    • 現場で使えるか
    • 業務に支障が出ないか
    • 想定外の問題がないか

    ここを飛ばすと、後で大きなトラブルになります。


    ステップ④ 運用ルールと社内ポリシーを整備する

    ツールだけではセキュリティは成立しません。
    運用ルールの整備が不可欠です。

    • 利用可能なサービスの定義
    • アカウント管理ルール
    • 紛失・インシデント時の対応フロー
    • BYODの利用条件

    この段階で、現場の意見を取り入れることが重要です。
    実態に合わないルールは、必ず形骸化します。


    ステップ⑤ 段階的に全社展開する

    試験導入とルール整備が完了したら、全社展開に進みます。

    • 部署ごとに段階展開
    • 教育・周知をセットで実施
    • 問題があれば随時修正

    一気に展開するのではなく、段階的に広げることで定着率が高まります。


    ステップ⑥ 継続的に見直し・改善する

    セキュリティ対策は一度導入して終わりではありません。

    • 新しいクラウドサービスの登場
    • 業務フローの変化
    • セキュリティリスクの進化

    これらに対応するため、定期的な見直しが必要です。


    導入を成功させるための3つのポイント

    ① ツールよりも設計を優先する

    導入前の設計で成否の大半が決まります。


    ② 現場の使いやすさを重視する

    使われない仕組みは意味がありません。


    ③ スモールスタートで進める

    小さく始めて、確実に定着させることが重要です。


    セキュリティ導入は「組み合わせ」で考える

    現代のセキュリティは単一ツールでは成立しません。

    • クラウドの可視化
    • 端末の管理
    • 認証の統制

    この3つを組み合わせて、初めて実効性が生まれます。


    まとめ|導入成功の鍵は“段階設計”

    セキュリティツール導入で重要なのは、

    • 現状を把握する
    • 優先順位を決める
    • 小さく始める
    • 運用を整える
    • 継続的に改善する

    この流れを踏むことです。

    ツールを入れること自体はゴールではありません。
    業務の中で機能して初めて意味を持つという視点が重要です。

    スマホ業務やクラウド活用が前提となった現在、セキュリティ導入は企業の基盤整備の一環といえます。適切な手順で進めることで、無理なく安全な環境を構築することが可能になります。


    セキュリティ導入は「自社に合った進め方」が重要です

    ここまで、セキュリティツール導入の流れをご紹介してきましたが、実際の進め方は企業ごとに大きく異なります。

    例えば、

    • どの領域(CASB・MDM・ID管理)から着手すべきか
    • 現状の環境でどこまで対策が必要か
    • どのツールを選定するのが最適か
    • どの順番で導入すれば無理がないか

    といった判断は、業種や業務内容、IT環境によって変わります。


    無理なく定着する導入計画を立てたい方へ

    セキュリティ対策でよくあるのが、

    • ツールを導入したが現場に定着しない
    • 必要以上にコストをかけてしまう
    • 何から手をつけるべきか分からない

    といったケースです。

    こうした失敗を防ぐためには、ツール選定の前に
    「自社に合った導入ステップ」を設計することが重要です。


    認証基盤から整えるという選択肢

    特に近年は、クラウド利用やスマホ業務の増加に伴い、
    「誰が・どこにアクセスしているか」を管理する認証基盤の重要性が高まっています。

    この部分が整理されていないと、

    • シャドーITの把握が難しい
    • アカウント管理が属人化する
    • セキュリティ対策が部分最適になる

    といった状態になりやすくなります。


    Smart Gateによる段階的な導入もご支援可能です

    弊社では、SSOソリューション「Smart Gate」を活用し、

    • クラウドサービスのログイン一元化
    • 多要素認証によるセキュリティ強化
    • 既存環境に合わせた柔軟なアクセス制御

    といった認証基盤の整備を、段階的な導入プランとあわせてご支援しています。

    いきなり大規模な導入を行うのではなく、現状に合わせて無理のない形で進めることが可能です。


    まずは現状の整理からお気軽にご相談ください

    セキュリティ対策は、「正しい順番で進めること」が何より重要です。

    • 何から始めるべきか整理したい
    • 自社に合った構成を知りたい
    • 導入コストと効果のバランスを確認したい

    といった段階でも問題ありません。

    まずは現状の課題を整理し、最適な導入ステップを明確にするところから、お気軽にご相談ください。

    執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

    クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。

  • セキュリティツールの費用感とは?CASB・MDM・ID管理の価格目安と導入コストを解説

    セキュリティツールの費用感とは?CASB・MDM・ID管理の価格目安と導入コストを解説

    セキュリティツールの費用はなぜ分かりにくいのか

    セキュリティツールの費用は、「いくら」と一言で言えません。理由はシンプルで、以下によって大きく変わるからです。

    • 利用ユーザー数
    • 管理端末数
    • 機能範囲
    • 導入形態(クラウド or オンプレ)

    ただし、一定の相場感は存在します。ここでは実務で使えるレベルで整理します。


    CASBの費用相場(クラウド可視化)

    CASBは「シャドーIT対策の中核」になるツールです。

    費用目安

    • 月額:1ユーザーあたり 約1,000円〜5,000円
    • 年額:30万円〜120万円(中小規模)

    特徴

    • スモールスタートしやすい
    • ユーザー数に比例して増加
    • 高機能になると単価が上がる

    MDMの費用相場(端末管理)

    MDMはスマホ・PCなど端末管理の基本ツールです。

    費用目安

    • 月額:1台あたり 約300円〜800円
    • 年額:30台で約30万円前後

    初期費用

    • 0円〜数万円程度(クラウド型)

    特徴

    • 比較的安価
    • 台数に比例して増加
    • BYOD環境ではほぼ必須

    ID管理(SSO・MFA)の費用感

    ID管理は「全体の基盤」になる部分です。

    費用目安

    • 月額:1ユーザーあたり 約300円〜1,500円(一般的レンジ)
    • 年額:数十万円〜(規模による)

    特徴

    • 全社員対象になるため総額は大きくなりやすい
    • ただし費用対効果が高い
    • セキュリティの土台になる

    企業全体で見たセキュリティ費用の目安

    例えば、50名規模の企業の場合:

    • 年間:約180万円前後が一つの目安

    内訳イメージ:

    • CASB:30万〜120万円
    • MDM:30万〜100万円
    • ID管理:30万〜100万円

    合計:100万〜300万円程度が現実ライン


    初期費用と運用費用の違い

    セキュリティツールは以下の2つに分かれます。

    ● 初期費用

    • 導入設定
    • システム構築
    • ポリシー設計

    → 数万円〜数百万円(規模次第)


    ● 運用費用

    • 月額ライセンス
    • サポート費用
    • 運用管理

    → 毎月発生(ここがメインコスト)


    費用で失敗する企業のパターン

    よくある失敗はこれ。

    ● 安さだけで選ぶ

    → 機能不足で結局追加コスト

    ● 一気に全部導入

    → 使いこなせず無駄になる

    ● 運用を考えていない

    → 形骸化する


    費用を抑えつつ効果を出す方法

    現実的な進め方はこれ。

    ① 段階導入

    • まずCASB or ID管理
    • 次にMDM

    ② スモールスタート

    • 一部部署で試験導入
    • 効果確認後に拡大

    ③ 補助金活用

    IT導入補助金などを活用すれば、
    最大で半額程度まで圧縮できるケースもある


    結論|費用は「投資」で考える

    セキュリティツールはコストではなく投資です。

    情報漏洩が一度起きると、

    • 信用低下
    • 損害賠償
    • 業務停止

    これらの損失は、ツール費用を大きく上回ります。


    まとめ|現実的な導入ライン

    • 小規模:年間50万〜150万円
    • 中規模:年間100万〜300万円
    • 大規模:300万円以上

    このレンジを基準の一つとして捉え、自社の要件に応じて調整していくことが重要です。


    セキュリティ対策は“認証基盤”から整えることが重要です

    ここまでご紹介した通り、シャドーIT対策やセキュリティ強化は、

    • CASBによる可視化
    • MDMによる端末管理
    • ID管理によるアクセス統制

    といった複数の仕組みを組み合わせて実現します。

    その中でも特に重要なのが、「誰が・どこにアクセスしているか」を管理する認証基盤です。
    この部分が曖昧なままでは、どれだけツールを導入してもセキュリティは安定しません。


    自社に合った認証基盤を構築したい方へ

    もし、

    • 複数のクラウドサービスのログイン管理が煩雑になっている
    • シャドーITや不正アクセスのリスクを抑えたい
    • SSOや多要素認証を導入したいが、何から始めるべきかわからない

    といった課題がある場合は、まず認証基盤の整理から検討することをおすすめします。


    Smart Gateによる認証基盤の整備もご支援可能です

    弊社では、SSOソリューション「Smart Gate」を通じて、

    • クラウドサービスのログイン一元化
    • 多要素認証によるセキュリティ強化
    • 企業環境に合わせた柔軟なアクセス制御

    といった認証基盤の構築を支援しています。

    ツールの導入だけでなく、運用や既存環境との連携も含めてご提案可能です。


    まずは現状整理からお気軽にご相談ください

    セキュリティ対策は、企業ごとに最適な構成が異なります。
    そのため、いきなりツールを選定するのではなく、まずは現状の課題を整理することが重要です。

    小さな疑問や検討段階のご相談でも問題ありません。
    自社に合った無理のない形でセキュリティを整備したい方は、お気軽にお問い合わせください。

    執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

    クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。

  • シャドーIT対策ツールとは?CASB・MDM・ID管理の違いと選び方を解説

    シャドーIT対策ツールとは?CASB・MDM・ID管理の違いと選び方を解説

    シャドーIT対策にツールが必要な理由

    シャドーITは、企業の管理外でクラウドサービスやアプリが利用されることで発生します。従来の境界型セキュリティでは、社内ネットワークの内外で管理を分けていましたが、クラウドやスマートフォンが普及した現在、この考え方だけでは対応できません。

    特に以下のような状況では、シャドーITの発生を防ぐことは困難です。

    • 社員が私物スマホから業務アクセスしている
    • クラウドサービスを個人契約で利用している
    • 社外ネットワークからのアクセスが常態化している

    このような環境では、「何が使われているか」「誰がアクセスしているか」を可視化し、制御する仕組みが必要になります。そのために導入されるのが、シャドーIT対策ツールです。

    現場から社内システムに安全にアクセスする企業が直面する構造的課題とは

    情報システム部が本当に困っているセキュリティ課題TOP5

    シャドーITの見つけ方とは?企業が行うべき検知方法と対処手順を解説

    BYODの現況と企業が直面する最新課題——いま求められる現実的なセキュリティ対策とは


    シャドーIT対策ツールの種類と役割

    シャドーIT対策は単一のツールで完結するものではなく、複数の仕組みを組み合わせて実現します。ここでは代表的な3つのツールを解説します。


    CASB(クラウド利用の可視化・制御)

    CASB(Cloud Access Security Broker)は、クラウドサービスの利用状況を可視化し、アクセス制御を行うツールです。

    主な役割は以下の通りです。

    • 利用されているクラウドサービスの把握
    • リスクの高いサービスの検知
    • データの持ち出し制御
    • 不正アクセスの防止

    シャドーIT対策の中核となるのがCASBです。特に「何が使われているか分からない」という課題に対して有効です。


    MDM(端末の管理・制御)

    MDMは、スマートフォンやタブレットなどの端末を管理する仕組みです。

    主な機能は以下の通りです。

    • 端末の一元管理
    • アプリの制御
    • セキュリティポリシーの適用
    • 紛失時の遠隔ロック・ワイプ

    BYOD環境では特に重要で、端末からのシャドーIT発生を抑制する役割を担います。


    ID管理(アクセスの統制)

    ID管理は、「誰がどこにアクセスしているか」を管理する仕組みです。

    • シングルサインオン(SSO)による認証の一元化
    • 多要素認証(MFA)によるセキュリティ強化

    これにより、不正アクセスの防止やアカウント管理の効率化が可能になります。


    CASB・MDM・ID管理の違い

    それぞれの役割を整理すると、次のようになります。

    • CASB:クラウドサービスの利用状況を可視化・制御
    • MDM:端末の利用状況を管理・制御
    • ID管理:ユーザーのアクセスを管理・制御

    つまり、

    「クラウド」「端末」「ユーザー」

    この3つの視点でセキュリティをカバーする必要があります。


    どのツールを選ぶべきか|企業の選び方

    すべてを一度に導入する必要はありません。自社の課題に応じて優先順位を決めることが重要です。


    ① 何が使われているか分からない場合

    まずはCASBの導入が有効です。

    シャドーITの実態を把握できなければ、対策の打ちようがありません。


    ② スマホ業務・BYODが多い場合

    MDMの導入を優先します。

    端末レベルでの制御ができなければ、管理は不可能です。


    ③ アカウント管理に課題がある場合

    ID管理の強化が必要です。

    特に、退職者アカウントの放置やパスワードの使い回しは重大なリスクになります。


    シャドーIT対策で失敗する企業の共通点

    ツール導入がうまくいかない企業には共通点があります。

    • ツールだけ導入して運用を考えていない
    • 現場の使いやすさを無視している
    • 一度にすべて導入しようとする

    これでは、現場に定着せず、結果的にシャドーITが増える可能性もあります。


    シャドーIT対策は「組み合わせ」が前提

    重要なのは、単一ツールではなく組み合わせです。

    • CASBで可視化
    • MDMで端末制御
    • ID管理でアクセス統制

    この3つを組み合わせることで、はじめて実効性のある対策になります。


    まとめ|自社の課題に合わせた選定が重要

    シャドーIT対策は、単なるツール導入ではなく、運用設計そのものです。

    重要なのは、

    • 現状の課題を正しく把握すること
    • 必要な領域から段階的に導入すること
    • 現場で使える形にすること

    この3点です。

    スマホ業務やクラウド利用が前提となった今、シャドーIT対策は企業の基盤といえます。適切なツール選定と運用設計により、安全で効率的な業務環境を構築することが求められます。


    SmartGateが提供する“見えないリスク”への解答

    企業が直面する最大の課題は、「社員の利便性を損なわずに、統制を効かせること」です。
    この相反するニーズを解決するのが、セキュアブラウザ「SmartGate」です。

    SmartGateは、端末にデータを一切残さず、通信経路を暗号化することで、業務データを安全にクラウド上で取り扱えます。
    さらに、端末認証やアクセス制御機能を備えており、“許可された環境のみ”での業務利用を実現します。

    つまり、社員が私物デバイスからアクセスしても、企業側は情報を守りつつ利用状況を可視化できる。
    これこそが、シャドーIT対策の最前線といえるでしょう。

    執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

    クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。

  • シャドーITによる情報漏洩事例5選|企業で実際に起きたトラブルと対策

    シャドーITによる情報漏洩事例5選|企業で実際に起きたトラブルと対策

    シャドーITは「気づいたときには遅い」リスク

    シャドーITは、企業の許可を得ずに利用されるITサービスであるため、管理の目が届きません。その結果、問題が発覚した時にはすでに情報漏洩や不正アクセスが発生しているケースも多くあります。

    特にスマホ業務やBYODが普及した現在では、個人の判断でツールが選ばれやすく、企業の想定外のリスクが広がっています。

    ここでは、実際に起こりうるシャドーITの事故事例を紹介しながら、企業が取るべき対策を解説します。

    MDM・MAM・MCMの違いから考える“ちょうどいい”セキュリティ管理

    MDMの課題とBYOD時代のセキュリティ

    MDMとは?できることと導入メリットをわかりやすく解説|スマホ管理の基本

    スマホ業務のセキュリティルール例とは?企業が決めておくべき社内ポリシーを解説

    企業の情報漏洩を防ぐ5つの重要施策


    事例① 個人クラウドへの顧客データ保存による情報漏洩

    営業担当者が業務効率を上げるため、顧客リストを個人のクラウドストレージに保存していました。しかし、アカウントのパスワードが使い回されていたことで不正アクセスを受け、データが外部に流出しました。

    問題点

    • 企業が利用を把握していないクラウドサービス
    • セキュリティ設定の不備
    • パスワード管理の甘さ

    対策

    • クラウド利用の可視化
    • アカウント管理の統一
    • 多要素認証(MFA)の導入

    事例② 無料チャットツールでの機密情報共有

    社内チャットツールが使いにくいという理由から、一部社員が無料の外部チャットアプリを使用していました。そこに機密情報を投稿したことで、外部に情報が流出するリスクが発生しました。

    問題点

    • 非公式ツールの利用
    • 情報の取り扱いルール不徹底
    • 外部共有制御の欠如

    対策

    • 公式ツールの改善
    • 利用ルールの明確化
    • 外部サービスの制限

    事例③ 私物スマホ紛失による業務データ流出

    BYOD環境で業務を行っていた社員がスマートフォンを紛失。端末にロックがかかっておらず、業務アプリにログイン状態だったため、第三者によるアクセスが可能な状態となりました。

    問題点

    • 端末管理の未実施
    • ロック設定の未徹底
    • 紛失時対応ルールの不備

    対策

    • MDMの導入
    • 端末ロックの義務化
    • 紛失時の即時対応フロー整備

    事例④ ファイル共有サービスの誤設定による外部公開

    社員が業務ファイルを共有するために個人契約のファイル共有サービスを使用。共有設定を誤り、社外から誰でも閲覧できる状態になっていました。

    問題点

    • 共有設定の理解不足
    • ツール利用ルールの欠如
    • 管理外サービスの使用

    対策

    • ファイル共有ルールの整備
    • 利用可能サービスの限定
    • 定期的な設定確認

    事例⑤ 退職者アカウント放置による不正アクセス

    社員が退職後も、個人で契約していた業務用クラウドサービスのアカウントが残っており、そのままアクセス可能な状態でした。結果として、退職後もデータ閲覧が可能になっていました。

    問題点

    • アカウント管理の分散
    • 退職時の管理漏れ
    • シャドーITの把握不足

    対策

    • シングルサインオン(SSO)による一元管理
    • アカウント棚卸しの実施
    • 退職時の手続き整備

    シャドーIT事故に共通する原因

    これらの事例に共通しているのは、以下の3点です。

    • 利用実態が把握されていない
    • ルールが現場に浸透していない
    • 管理と運用が分離している

    つまり、技術的な問題というよりも、「運用の問題」であるケースがほとんどです。


    シャドーITを防ぐために企業がやるべきこと

    事故を防ぐためには、単に禁止するのではなく、実態に即した対策が必要です。

    ● 利用状況の可視化

    まずは何が使われているかを把握することが出発点です。

    ● 公式ツールの整備

    現場が使いやすい環境を用意することで、シャドーITの発生を抑えます。

    ● 管理体制の強化

    • MDMによる端末管理
    • SSOによるアカウント統制
    • MFAによる認証強化

    これらを組み合わせることで、リスクを大きく低減できます。


    まとめ|シャドーITは「現場から生まれるリスク」

    シャドーITによる事故は、特別なケースではなく、どの企業でも起こりうる問題です。

    重要なのは、

    • 発生を前提に考えること
    • 見つけて管理すること
    • 現場とバランスを取ること

    この視点を持つことで、セキュリティと業務効率の両立が可能になります。

    スマホ業務が当たり前となった今、シャドーIT対策は企業の必須課題といえます。


    SmartGateが提供する“見えないリスク”への解答

    企業が直面する最大の課題は、「社員の利便性を損なわずに、統制を効かせること」です。
    この相反するニーズを解決するのが、セキュアブラウザ「SmartGate」です。

    SmartGateは、端末にデータを一切残さず、通信経路を暗号化することで、業務データを安全にクラウド上で取り扱えます。
    さらに、端末認証やアクセス制御機能を備えており、“許可された環境のみ”での業務利用を実現します。

    つまり、社員が私物デバイスからアクセスしても、企業側は情報を守りつつ利用状況を可視化できる。
    これこそが、シャドーIT対策の最前線といえるでしょう

    執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム

    クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。